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『カムカムじいさん』
2015年12月24日

先日とても素晴らしいニュースを耳にしました。  「カムカムじいさん感謝状受賞!」。
追田清文さん(80歳) 、JR西日本の阪和線で外国人観光客に対して案内のボランティア活動をしてこられた方です。
関西ではご存知の方も多いと思いますが、少しご紹介させてください。

今年の3月某日、JR阪和線に乗った追田さん。 日根野駅についても和歌山方面に向かう後方の車両に乗ったままの外国人観光客らしき
人達が目に入りました。  関西国際空港に向かうには、前方の車両に乗らなければなりません。  この人達は和歌山に行きたいのか?
それとも空港に行きたいのか? 見かねた追田さんが、片言の英語で「Wakayama?  Airport?」 と声を掛けたところ、
返事は 「Airport」!! 状況を説明するにも言葉は通じません。
そこでやむなく「カム! カム!」と前方車両に誘導。 
観光客たちは無事に空港に向かうことができました。

ところが、後日同じ電車に乗った追田さんの目には、またも先日と同じ光景が! これは大問題だと
JR西日本に対策を講じるように訴えるのですが、まともに取り合ってもらえません。
そこで追田さんは自ら日根野駅まで出向き、観光客を誘導するボランティアを始めました。
1日5~6時間、毎日「カム! カム!」 と案内する追田さんは、いつしか「カムカムじいさん」 と
呼ばれるようになりました。 追田さんの日計表によるとその数は2カ月でなんと2175人。
JRもようやく対策・改善に動きはじめます。 駅員が説明カードを持ってガイドし、車内アナウンスも多言語化され、
後方車両に外国人観光客が残っていないかチェックが行われるようになり・・・

そして12月5日、ついに「乗り間違いゼロ」 の日が実現するのです!!
その2日後、JRの職員が追田さんの自宅に訪れ、感謝状を贈呈しました。

「目の前で困る人をそのまま見過ごせるわけがない」

「旅行の最後に行き先を間違えて台無しにさせたくない」

「観光客がありがとうと笑顔で帰っていくのが嬉しい」

このようなおもてなしの心を語っていたカムカムじいさん。
「お金を貰ってたらこの活動はできなかっただろう」 ともコメントをされています。

さて、2016年の干支は丙申(ひのえさる)。  申は「のびる」 の意があり、また厄災が去る (さる)など、
縁起が良いともいわれています。  そしてこれまでの頑張りが形になっていく、固まっていく年ともいわれています。
2016年  アン・エディはもっとシンプルに、「最も楽しいお店」を目指します。

今年一年間たいへんお世話になり、誠にありがとうございました。
元気よく楽しい2016年になりますよう!!
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。